ダウンタウンの埠頭から出るフェリーで、ピュージェット湾を渡ること約35分。船旅そのものが最大の見どころです。デッキに出れば潮風のなか、遠ざかるシアトルの摩天楼と、近づく島の緑——晴れた日にはレーニア山も望めます。徒歩乗船なら運賃も安く、気軽に楽しめるのが魅力です。
島に着けば、港のすぐそばにカフェやギャラリー、地元のショップが並ぶ小さな町が広がります。ワイナリーや日本庭園を訪ねるのもよし、町を散策して次の便で戻るのもよし。半日で無理なく往復できるのが嬉しいところです。
シアトルの東、車で45分ほどの場所にあるワシントン州を代表する滝。深い峡谷へまっすぐ落ちる水流は迫力があり、水しぶきが霧のように立ちのぼります。展望台は駐車場からすぐなので、体力に自信がなくても景色を楽しめるのが利点。滝壺近くまで下りるトレイルもあります。
周辺には森と小さな町が広がり、ドライブがてら立ち寄るのにちょうどよい距離。雨のあとや雪解けの季節は水量が増し、いっそう迫力が増します。
晴れた日にシアトルの街から見える、雪をいただいた巨大な独立峰。その足元まで車で行けるのがこの日帰りです。標高の高い展望地までたどり着くと、氷河を抱いた山肌が目の前にそびえます。夏(おおむね7〜8月)には高山植物の花畑が一斉に咲き、山と花の風景は忘れがたいものになります。
短いトレイルから本格的な登山道まで揃い、体力に応じて楽しめます。ただし山の天候は変わりやすく、雲に隠れて何も見えない日も珍しくありません。日程に余裕があるなら、天気予報を見て晴れの日に充てるのが賢明です。
湾の対岸に広がる半島の国立公園。ひとつの公園のなかに、雪山・温帯雨林・海岸線というまったく違う自然が同居するのが最大の特徴です。とりわけ有名なのが降水量の多さが育んだ温帯雨林。木々も地面も深い苔に覆われ、緑に沈んだような幻想的な森が広がります。
ただし公園はきわめて広く、見どころが点在しています。日帰りではエリアを一つに絞る必要があり、余裕があれば1泊してじっくり回るのがおすすめです。
ダウンタウンの埠頭から高速船で海を渡ると、そこはカナダ・ブリティッシュコロンビア州の州都ビクトリア。英国の面影を色濃く残す優雅な街で、州議事堂や歴史ある邸宅ホテル、美しい庭園が港のまわりに集まっています。アフタヌーンティーの文化も根づいています。
アメリカからカナダへ国境を越える移動になるため、パスポートと入国要件の確認が必須です。手続きの時間も見込む必要がありますが、一日で「別の国」を味わえるのは、この街ならではの体験です。