台北南部の山あいに位置する烏来は、台湾先住民タイヤル族が暮らす里であり、豊かな温泉が湧く保養地でもあります。「烏来(ウーライ)」という地名自体、タイヤル語で「湯気の立つ水」を意味する言葉に由来するとされ、自然と少数民族文化、そして温泉が一体となった台北近郊ならではの旅先です。
Access
台北からのアクセス
🚇
所要時間
約1.5時間
MRT新店線で新店駅まで約35分、そこからバスに乗継約30〜40分
🎫
運賃
片道 約45〜100元程度(MRT+バス合計)
悠遊カード(EasyCard)でMRT・バスとも通しで利用できる
🕐
運行頻度
バスは20〜30分に1本程度
MRTは頻発、新店駅からのバス乗継のみ本数に注意
台北との位置関係。MRT新店駅が乗継拠点になります。
Stay
宿泊について
日帰り温泉施設や足湯だけを楽しむなら日帰りで十分ですが、宿泊施設の温泉付き客室でゆっくり過ごしたい場合は1泊がおすすめです。山あいの静かな環境で、台北の喧騒を離れたリトリートのような時間を過ごせます。
温泉街には日帰り入浴施設から、部屋付き温泉のある宿泊施設まで幅広い選択肢があります。
Walk
巡るスポット
バス停から老街・温泉街までは徒歩圏内。滝や山上エリアへは観光台車やロープウェイを利用します。
バス停から老街・温泉街へ。観光台車で滝方面へ、さらにロープウェイで山上の雲仙楽園へアクセスできます。
SPOT 01 · バス停から徒歩約10分
烏来老街
Wulai Old Street
🚶 バス停から徒歩約10分
⏱ 1〜1.5時間
散策無料
タイヤル族の伝統料理や、竹筒に入れて炊く「香竹飯」、その場で搗きたてを味わえるお餅つきパフォーマンスが名物の商店街。狩猟文化にちなんだ猪肉料理や山菜料理など、平地の台湾料理とはひと味違うグルメが楽しめます。
SPOT 02 · 老街の奥
烏来温泉街
Wulai Hot Spring Area
🚶 老街から徒歩10分
⏱ 1〜2時間
日帰り入浴は有料
南勢渓沿いに温泉旅館や足湯スポットが点在するエリア。無色透明の弱アルカリ性単純泉で、肌当たりが柔らかいのが特徴です。渓流を眺めながらの露天足湯は、気軽に立ち寄れる人気のスポットです。
SPOT 03 · 観光台車で約5分
烏来瀑布
Wulai Waterfall
🚃 老街から観光台車約5分
⏱ 45分〜1時間
台車は有料
落差約80mの滝が山肌を一直線に流れ落ちる景観。「トロッコ」と呼ばれる小型の観光台車に乗って向かうのも烏来ならではの体験で、のんびりとしたレトロな乗り物自体が観光の一部になっています。
SPOT 04 · ロープウェイで山上へ
雲仙楽園
Yun Xian Le Yuan
🚡 滝付近からロープウェイ
⏱ 1〜2時間
ロープウェイ・入園は有料
ロープウェイで一気に高度を上げた先にある山上の行楽エリア。周囲の山々を見渡す展望が楽しめ、時間に余裕があれば足を延ばしたいスポットです。
Feature
烏来ならではの体験
🏹♨️
台湾先住民タイヤル族の文化に触れる
烏来は、台湾原住民16族のひとつ「タイヤル族(泰雅族)」が古くから暮らす山岳地帯です。かつては狩猟と機織りを中心とした暮らしを営み、顔に施す独特の入れ墨の伝統(現在はほとんど継承されていません)でも知られていました。老街の店先には、タイヤル族の伝統文様をあしらった織物や木彫りの工芸品を扱う店も点在しています。
温泉地としての烏来は、日本統治時代に温泉地として本格的に開発されました。当時の名残から、今も日本人観光客にとって親しみやすい温泉文化が根付いています。先住民文化と、日本統治時代の温泉開発の歴史が重なり合っているのが、この土地の面白さです。
訪問時のマナー タイヤル族の文化・工芸品に触れる際は、敬意を持った態度を心がけましょう。写真撮影の可否は店舗ごとに確認するのがおすすめです。
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