オークランド湾に浮かぶ美しい円錐形のシルエットで知られるランギトト島は、約600年前の噴火で誕生した、地質学的にはごく若い火山島です。今も人の住まない無人島として保護されており、荒々しい溶岩原の上に独特の植生が根を張る、他では見られない自然景観が広がっています。
Access
オークランドからのアクセス
⛴
所要時間
約25分
ブリトマートから直通のフェリー(Fullers360)
🎫
運賃
往復チケット制
Fullers360のウェブサイト/アプリで事前購入がおすすめ
🕐
運行頻度
1日数便(季節により変動)
冬季は減便されることがあるため事前確認を
オークランドCBDとの位置関係。デボンポートの沖合に浮かぶ、円錐形の美しいシルエットが目印です。
島内に商業施設はありません 売店・自動販売機・水道は一切ないため、水分と軽食は必ず事前に用意してください。日陰も少ないため、日焼け対策も重要です。
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日帰りの過ごし方
ランギトト島は宿泊施設がなく、日帰り専用の島です。山頂までのハイキングを含めると半日〜終日かかるため、始発に近い便で訪れるのがおすすめです。
往復のフェリー時刻を確認した上で、山頂ハイキング(往復2〜3時間)に余裕を持てる便を選ぶのがポイントです。最終便に乗り遅れないよう、時間管理をしっかりしておきましょう。
Walk
巡るスポット
桟橋を起点に、山頂を目指すハイキングコースが島の主役です。往路・復路でルートを変えることもできます。
桟橋から山頂展望台へ。溶岩洞窟とポフツカワの森は登山道の脇に位置しています。
SPOT 01 · 往復2〜3時間
山頂展望台
Summit Track
🥾 桟橋から往復2〜3時間
⏱ 半日
入島・登山ともに無料
島の最高点(標高259m)まで続くハイキングコース。整備された歩道が続きますが、足元は溶岩石でやや不安定なため、しっかりした靴での訪問が必須です。山頂からはオークランド湾を一望する360度のパノラマが広がります。
SPOT 02 · 登山道脇
溶岩洞窟
Lava Caves
🚶 登山道から少し外れた場所
⏱ 30分〜1時間
見学無料
溶岩が流れた際にできたチューブ状の洞窟で、内部を歩いて探検できます。ひんやりとした空気と独特の岩肌が、噴火の記憶を今に伝えています。懐中電灯があるとより楽しめます。
SPOT 03 · 登山道周辺
ポフツカワの森
Pōhutukawa Forest
🚶 登山道沿い
⏱ 見学時間に含む
12〜1月は真紅の開花シーズン
「ニュージーランドのクリスマスツリー」とも呼ばれるポフツカワの木が、栄養の乏しい溶岩の上に自生する世界最大級の群生地を形成しています。12〜1月頃には真紅の花が島全体を彩る、南半球の夏(クリスマスシーズン)ならではの光景が見られます。
Feature
ランギトト島ならではの体験
🌋🌿
「地質学的に生まれたて」の島に根付いた植生
ランギトト島は約600年前(西暦1400年代)という、地質学的にはごく最近の噴火で形成されました。これは考古学的にマオリの人々がこの地に暮らし始めた後の出来事で、噴火当時の目撃の痕跡がハウラキ湾周辺の遺跡から発見されています。島名の「ランギトト」は、マオリ語で「血を流す空」を意味するという説もあり、噴火の記憶が地名にも刻まれています。
栄養分に乏しい溶岩の上でも、ポフツカワの木をはじめとする植物がたくましく根を張っている点が、この島の生態学的な価値です。溶岩の割れ目にわずかに溜まった土壌に種が根付き、数百年かけて森を形成してきたその過程は、まさに自然の回復力そのものを体感できる場所です。
最終便に注意 ランギトト島には宿泊施設がないため、最終フェリーを逃すと島に取り残されてしまいます。往路のチケット購入時に復路の時刻も必ず確認しておきましょう。
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