白い壁に鮮やかな黄色や青の縁取りが施された家々が、ぐるりと途切れなく続く城壁の内側にぎゅっと詰まった小さな町オビドス。かつて王妃への贈り物として与えられたことから「王妃の町」とも呼ばれ、今も1000人ほどが暮らす城壁内は、まるで絵本の中に迷い込んだような美しさです。
Access
リスボンからのアクセス
🚌
所要時間
約1時間
カンポ・グランデ発の直行バスが便利。鉄道は乗換が必要でやや時間がかかる
🕐
運行頻度
1〜2時間に1本程度
本数は限られるため、往復の時刻を事前に確認しておくと安心
リスボンとの位置関係。大西洋沿岸に近い、こぢんまりとした城塞都市です。
Stay
宿泊について
オビドスは非常にコンパクトな町で、日帰りで十分に楽しめます。城壁ウォークや町歩きを含めても半日〜1日あれば足ります。
城壁内には歴史的建造物を改装した宿泊施設が点在し、観光客が去った夜の静かな石畳の路地を楽しみたい場合には1泊もおすすめです。かつての城塞は現在「ポザーダ」と呼ばれる歴史的ホテルとして利用されています。
Walk
歩いて回るスポット
町全体が城壁内に収まる規模のため、バス停から徒歩ですべて回れます。
バス停から城門をくぐって町の中心へ。ディレイタ通り沿いに主要な見どころが集まっています。
SPOT 01 · 町全体を一周
城壁ウォーク
Muralhas de Óbidos
🚶 城門から入場・柵なし区間あり
⏱ 45分〜1時間
見学無料
町全体を囲む全長約1.5kmの城壁の上を歩いて一周できるのが、オビドス最大の魅力。柵のない箇所も多いため注意が必要ですが、赤茶色の屋根が並ぶ町並みと、城壁の外に広がる田園風景を同時に見渡せる特別な散策路です。
SPOT 02 · 城門から城壁内へ
ディレイタ通り
Rua Direita
🚶 城門から徒歩すぐ
⏱ 1〜1.5時間
散策無料
城壁内を貫く1本のメインストリートで、白壁にブーゲンビリアが彩りを添える町並みが続きます。手工芸品店やジンジーニャの立ち飲みスタンドが軒を連ね、この通りを端から端まで歩くだけでオビドスの雰囲気を満喫できます。
SPOT 03 · ディレイタ通り沿い
サンタ・マリア教会
Igreja de Santa Maria
🚶 ディレイタ通り沿い
⏱ 20〜30分
見学無料
中世に王室の結婚式が執り行われたことでも知られる教会で、内部を彩るアズレージョ(ポルトガル伝統の装飾タイル)が見どころです。画家ジョゼファ・デ・オビドスの作品も収められています。
SPOT 04 · 町の最高所
城塞(ポザーダ)
Castelo de Óbidos
🚶 ディレイタ通りの奥
⏱ 30分〜(外観見学)
外観見学は無料
町の最も高い場所に建つ中世の城塞で、現在は歴史的建造物を改装した高級ホテル「ポザーダ」として営業しています。宿泊者以外も外観や中庭部分の見学が可能で、堂々とした佇まいはオビドスのシンボルになっています。
Feature
オビドスならではの体験
🍒📚
チョコレートのカップで飲む「ジンジーニャ」
オビドスを訪れたら欠かせないのが、サワーチェリーのリキュール「ジンジーニャ」をチョコレート製のミニカップで飲むという名物スタイル。町のあちこちにある小さなスタンドで、飲み終わった後にカップごと食べられるユニークな楽しみ方が旅行者に人気です。
近年のオビドスは「本の町」としての顔も持っています。廃校になった教会が巨大な書店に生まれ変わった「サン・ティアゴ教会書店」をはじめ、町のあちこちに個性的な書店が点在し、毎年開催される国際文学祭「オビドス・ヴィラ・ナ・レ」でも知られています。城壁の町という伝統的な魅力と、こうした現代的な文化的取り組みが同居しているのがオビドスの面白さです。
訪問のベストシーズン 7月のチョコレート祭り、12月のクリスマスマーケット(城壁内が装飾で彩られる)など、季節のイベントに合わせて訪れるとより一層楽しめます。
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