スイス中央部、フィアヴァルトシュテッテ湖のほとりに広がるルツェルンは、「スイスで最も絵になる街」とも称される湖畔の古都です。木造の屋根付き橋、フレスコ画が描かれた旧市街の建物、そして周囲を取り囲むアルプスの山々が織りなす景観は、まさにスイス観光の王道と言える魅力にあふれています。
Access
チューリッヒからのアクセス
🚆
所要時間
約50分
チューリッヒ中央駅から直通(IC/ICE)
🎫
運賃
片道 約CHF27前後(2等)
スイストラベルパス保有者は追加料金なしで乗車可
🕐
運行頻度
30分に1本程度
本数が多く、時刻表を気にせず行きやすい
チューリッヒとの位置関係。ルツェルンからさらに足を延ばせば、ピラトゥス山など周辺の名峰への玄関口にもなります。
Stay
宿泊について
ルツェルンは日帰りでも旧市街の主要スポットを一通り回れますが、湖クルーズやピラトゥス山・リギ山への登山鉄道を組み合わせる場合は1泊すると余裕のある旅程が組めます。
駅周辺・旧市街エリアが観光の拠点として便利です。湖畔のホテルに宿泊すれば、朝夕の穏やかな湖面とアルプスの景色を部屋から楽しめることもあります。
Walk
歩いて回るスポット
駅から旧市街の主要スポットまでは徒歩数分。コンパクトな街なので、半日あれば主要スポットを一通り回れます。
駅からすぐのカペル橋を渡って旧市街へ。瀕死のライオン記念碑は少し離れた静かなエリアにあります。
SPOT 01 · 駅から徒歩約3分
カペル橋
Kapellbrücke
🚶 駅から徒歩約3分
⏱ 20〜30分
通行無料
14世紀に建造されたヨーロッパ最古級の木造屋根付き橋。橋の中には17世紀に描かれた街の歴史を伝える絵画パネルが並んでいます(1993年の火災で一部焼失、後に修復)。橋のたもとにある八角形の「水の塔」も、かつて牢獄や宝物庫として使われた歴史を持つランドマークです。
SPOT 02 · カペル橋の対岸
旧市街&ムーゼック城壁
Altstadt / Museggmauer
🚶 カペル橋から徒歩5分
⏱ 1〜1.5時間
城壁の一部は無料開放
壁一面にフレスコ画が描かれた中世の建物が並ぶ旧市街は、歩くだけで絵本の中に迷い込んだような雰囲気。街を見下ろすムーゼック城壁沿いにはいくつかの塔が残り、一部は登って街並みを一望できます。
SPOT 03 · 旧市街から徒歩約15分
瀕死のライオン記念碑
Löwendenkmal
🚶 旧市街から徒歩約15分
⏱ 20〜30分
見学無料
1792年、フランス革命の際にルイ16世を守り命を落としたスイス人傭兵を追悼して、岩壁に直接彫り込まれた瀕死のライオン像。作家マーク・トウェインが「世界で最も哀愁を帯びた、心を打つ石像」と評したことでも知られ、静かな公園の中で静謐な空気をまとっています。
SPOT 04 · 駅前・湖畔
湖クルーズ
Vierwaldstättersee Boat Cruise
⛴ 駅前の乗り場から
⏱ 1〜2時間程度〜
有料・スイストラベルパスで乗船可
フィアヴァルトシュテッテ湖は4つの州にまたがる複雑な形状の湖で、遊覧船からは山々に囲まれた雄大な景色を楽しめます。時間があれば、湖畔の小さな村へ立ち寄る便を選んでみるのもおすすめです。
Feature
ルツェルンならではの体験
🏔🌉
「ピラトゥス山」と「リギ山」——2つの名峰への玄関口
ルツェルンは市街地観光だけでなく、アルプス入門にも最適な拠点です。市街地から見える竜伝説の残る「ピラトゥス山」へは世界最急勾配の登山鉄道でアクセスでき、「山の女王」と呼ばれる「リギ山」へはヨーロッパ最古の登山鉄道が今も運行しています。いずれも日帰りで往復可能な距離にあり、本格的な登山をせずとも雄大なアルプスの展望を楽しめます。
ルツェルンはまた音楽の街としても知られ、毎年夏に開催される「ルツェルン音楽祭」には世界的な指揮者やオーケストラが集結します。湖畔に建つ近代建築「KKL(文化会議センター)」は、フランス人建築家ジャン・ヌーヴェルの設計で、音響設計の素晴らしさで知られるコンサートホールです。
山への足の延ばし方 ピラトゥス山・リギ山とも、ルツェルンの湖畔から出る船と登山鉄道・ロープウェイを組み合わせた周遊ルートが人気です。時間に余裕があれば、市街地観光と合わせて訪れる価値があります。
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