Krems / Wachau Valley · ウィーン近郊の世界遺産ワイン渓谷

クレムス
ドナウ川が刻む世界遺産のワイン渓谷

🚆 ウィーンから直通約1時間 🍇 日帰り・1泊どちらも可
🌍 世界遺産の文化的景観 🍷 ワイン産地 🏰 デュルンシュタイン城跡 ⛪ メルク修道院

ウィーン西方、ドナウ川が両岸に切り立つ丘陵を削って流れる約36kmの渓谷地帯「ヴァッハウ渓谷」。段々畑に広がるブドウ畑、川沿いに点在する中世の古城や修道院、絵になる小さな村々が一体となった景観は、2000年にユネスコの文化的景観として世界遺産に登録されました。玄関口となるクレムスを起点に、渓谷全体を周遊するように楽しむのがこのエリアの醍醐味です。

ウィーンからのアクセス

🚆
所要時間
約1時間
ウィーン・フランツヨーゼフ駅からクレムス駅まで直通
🎫
運賃
片道 約€15〜20程度
ドナウ川クルーズ船を使う場合は別料金・所要時間も長くなる
🕐
運行頻度
1時間に1本程度
渓谷内の移動は季節運行の遊覧船・路線バスを組み合わせる
ウィーン クレムス 直通約1時間 メルク 現在地(クレムス) ウィーンから約1時間
ウィーンとの位置関係。渓谷の反対側の起点になる町メルクとあわせて周遊するのが定番のルートです。

宿泊について

クレムスと近郊のデュルンシュタインだけを訪れるなら日帰りで十分ですが、メルク修道院まで含めて渓谷全体を周遊する場合や、ドナウ川クルーズをゆったり楽しみたい場合は1泊すると余裕が生まれます。

宿泊するなら、こぢんまりとしたデュルンシュタインの村に泊まって、朝夕の静かな渓谷の空気を楽しむのもおすすめです。ワイナリー併設の宿も点在しています。


巡るスポット

クレムスを拠点に、電車・船・バスを使って渓谷沿いの見どころを周遊します。

ドナウ川 🚆 クレムス駅 クレムス旧市街 シュタイナー・ラントシュトラーセ デュルンシュタイン城跡 青い塔の教会 クレムスから船or電車約15分 段々畑のブドウ園 メルク修道院 渓谷西端・船で約2時間 クレムス駅(起点) 城・修道院 ワイン畑 N
クレムス駅から旧市街を散策し、デュルンシュタイン、さらに渓谷西端のメルクへと足を延ばします。
Google マップで実際の位置・距離感を確認できます。
SPOT 01 · 駅から徒歩約10分
クレムス旧市街
Krems Altstadt
🚶 駅から徒歩約10分 ⏱ 1〜1.5時間 散策無料
渓谷観光の玄関口となる町で、中世の面影を残す「シュタイナー・ラントシュトラーセ」通り沿いにパステルカラーの建物が並びます。ワインショップやカフェが点在し、渓谷観光の前後にゆっくり歩きたいエリアです。
SPOT 02 · クレムスから電車/船で約15分
デュルンシュタイン
Dürnstein
🚆 クレムスから約15分 ⏱ 2〜3時間 村歩きは無料(城跡も無料)
ヴァッハウ渓谷で最も絵になる村とされ、青い塔が特徴的な修道院教会と、丘の上に残る城跡が象徴的な景観を作っています。この城跡は、十字軍遠征からの帰路に捕らえられたイングランド王リチャード獅子心王が幽閉された場所としても知られ、身代金を払って救出されたという逸話が伝わっています。城跡までは急な坂道を20〜30分ほど上ります。
SPOT 03 · 渓谷西端・船で約2時間
メルク修道院
Stift Melk
⛴ 船で約2時間 / 🚆 電車で約30分 ⏱ 1.5〜2時間 有料
ドナウ川を見下ろす丘の上にそびえる、黄色い外壁が印象的な壮麗なバロック様式のベネディクト会修道院。豪華絢爛な図書室やマーブルホールは必見で、渓谷観光のハイライトとして訪れる旅行者も多いスポットです。船で渓谷を下りながらここへ向かうルートが特に人気です。
SPOT 04 · 渓谷全域
ワイナリー巡り
Wachau Wineries
🚶 各村に点在 ⏱ 1〜2時間 試飲は有料の場合あり
急斜面の段々畑で栽培されるグリューナー・veltliner種を中心とした白ワインの名産地。小規模なワイナリーが渓谷沿いに点在し、試飲やセラー見学を受け入れている生産者もあります。渓谷名産のアプリコット(マリレン)を使ったシュナップスやジャムもお土産に人気です。

ヴァッハウ渓谷ならではの体験

🍇🍑
ドナウ川クルーズで渓谷の全景を楽しむ

ヴァッハウ渓谷の魅力を最も味わえる方法のひとつが、クレムス〜メルク間を結ぶドナウ川クルーズです。段々畑のブドウ園、川沿いの古城や教会が次々と現れる景観を、船の上からゆったり眺められます。夏季を中心に定期運航されており、片道を電車、片道を船にする組み合わせルートが人気です。

この渓谷はアプリコット(マリレン)の名産地としても知られています。夏の収穫期には、渓谷沿いの直売所で新鮮なアプリコットが並び、蒸留酒「マリレンブランド」や、茹でたジャガイモ生地でアプリコットを包む名物料理「マリレンクネーデル」も味わえます。

古城・修道院・ワイン畑・川という要素がすべて1つの渓谷に凝縮されている点が、ヴァッハウ渓谷ならではの魅力です。

ベストシーズン ブドウ畑が新緑に色づく春、収穫期を迎える初秋(9〜10月)が特に美しい季節です。ドナウ川クルーズは主に4〜10月頃の運航のため、冬季に訪れる場合は電車・バス移動が中心になります。
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