南部アレンテージョ地方の中心都市エヴォラは、市街地にほぼそのままの姿で残る古代ローマ神殿と、5000人分の人骨で装飾された不気味な礼拝堂という、対照的な2つの史跡を併せ持つ町です。城壁に囲まれた白壁の旧市街全体が1986年にユネスコ世界遺産に登録されており、コルクの木が広がるアレンテージョの田園風景の中心地としても親しまれています。
Access
リスボンからのアクセス
🎫
運賃
片道 約€13〜20程度
早割で安くなる場合がある
🕐
運行頻度
2時間に1本程度
本数が限られるため、往復の時刻を事前に確認しておくと安心
リスボンとの位置関係。コルク樫が広がるアレンテージョ地方の中心都市です。
Stay
宿泊について
主要スポットの見学だけなら日帰りでも十分に楽しめますが、アレンテージョ料理やワインをゆっくり楽しみたい場合、あるいは周辺のワイナリー巡りを組み込む場合は1泊するのもおすすめです。
旧市街には歴史的建造物を改装した宿泊施設が多く、アレンテージョ地方らしいゆったりとした滞在を求める旅行者に人気です。
Walk
歩いて回るスポット
駅から旧市街の主要スポットまでは徒歩15分ほど。城壁内はコンパクトで、徒歩で無理なく周遊できます。
駅からローマ神殿を経て、大聖堂・人骨礼拝堂・ジラルド広場へ。旧市街はコンパクトにまとまっています。
SPOT 01 · 駅から徒歩約15分
ローマ神殿
Templo Romano de Évora
🚶 駅から徒歩約15分
⏱ 30分〜45分
外観見学は無料
1世紀頃、女神ディアナに捧げられたと伝わる神殿跡で、コリント式の柱が14本、市街地の中心にそのまま残されているという驚くべき保存状態を誇ります。中世には食肉処理場や牢獄として利用され破壊を免れた結果、今もイベリア半島で最も保存状態の良いローマ神殿のひとつとして評価されています。
SPOT 02 · 神殿から徒歩5分
人骨礼拝堂
Capela dos Ossos
🚶 神殿から徒歩5分
⏱ 30〜45分
有料
聖フランシスコ教会に付属する礼拝堂で、約5000人分の人骨で壁一面を装飾した異色の空間。入口には「我ら骨たちは、ここでお前たちを待っている」という警句が掲げられており、17世紀の修道士たちが「人生の儚さ」を伝えるために築いたとされています。
SPOT 03 · 神殿の隣
エヴォラ大聖堂
Sé de Évora
🚶 神殿から徒歩すぐ
⏱ 45分〜1時間
有料(屋上テラス込み)
12〜13世紀に建設されたポルトガル最大級の中世大聖堂。ロマネスクからゴシックへの過渡期の重厚な外観が特徴で、屋上テラスに上ればローマ神殿と旧市街の街並みを一望できます。
SPOT 04 · 旧市街中心
ジラルド広場
Praça do Giraldo
🚶 大聖堂から徒歩10分
⏱ 30分〜
散策無料
白いアーケードに囲まれた旧市街の中心広場で、カフェやレストランが集まる町の社交の場。かつては異端審問の処刑場としても使われた歴史を持ちますが、今は地元の人々が行き交う穏やかな日常風景が広がっています。
Feature
エヴォラならではの体験
🍷🌳
コルク樫が広がるアレンテージョの豊かな食卓
エヴォラを含むアレンテージョ地方は、世界最大級のコルク樫の産地として知られています。樹皮を10年に一度剥がして採取するコルクは、この地方の伝統産業を支えており、周辺の田園地帯には独特の樹皮を剥がされたコルク樫の林が広がっています。
食の面でも、アレンテージョ地方は豚肉料理・パンをベースにした煮込み料理・力強い赤ワインで知られる、ポルトガルでも独自性の強い食文化圏です。豚肉とアサリを組み合わせた「カルネ・デ・ポルコ・アレンテジャーナ」など、他地域では見られない郷土料理を味わえるのも、この町を訪れる楽しみのひとつです。
人骨礼拝堂の見学マナー 宗教的な意味を持つ場所のため、静粛な態度での見学が求められます。館内は撮影が制限されている場合があるため、現地の案内表示を確認してください。
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