ヨーロッパで初めて硬質磁器の製造に成功した「マイセン磁器」発祥の街。国立磁器工房では製作工程の実演や名品コレクションを見学でき、双剣のロゴでおなじみの逸品が生まれる現場に触れられます。エルベ川を見下ろすアルブレヒト城と大聖堂が建つ旧市街も、坂道を上る散策が楽しい中世の佇まいです。
エルベ川上流に広がる奇岩の国立公園。切り立った砂岩の岩塔群の間に架かる「バスタイ橋(バスタイブリュッケ)」からの眺めは圧巻で、ドイツを代表する絶景のひとつです。ロマン主義の画家フリードリヒが愛した風景でもあります。展望ポイントまでは遊歩道を歩くので、自然の中でしっかり歩きたい日に最適です。
池に浮かぶように建つ、強王アウグストの狩猟の館だったバロックの水城。左右対称の黄色い城が水面に映る姿はおとぎ話のようで、映画『シンデレラ』(チェコ・東独版)のロケ地としても知られます。城内の豪華な広間や、周囲の広大な庭園・湖畔の散策が楽しめます。ドレスデン近郊で最も絵になるスポットのひとつです。
バッハが晩年を過ごした音楽の街。彼が音楽監督を務めた聖トーマス教会には墓があり、少年合唱団の歌声が今も響きます。ゲヴァントハウス管弦楽団の本拠地でもある音楽の都。加えて、東西統一の引き金となった1989年の平和革命(月曜デモ)の舞台でもあり、近現代史の面でも見どころの多い街です。
チェコの首都プラハへは、エルベ川(チェコ側ではラベ川)沿いを走る列車で約2.5時間。ザクセン・スイスの渓谷を抜ける車窓は、この路線ならではの絶景です。カレル橋、プラハ城、旧市街広場と見どころは尽きず、日帰りも可能ですが、できれば1泊してじっくり味わいたい街。ドレスデンを拠点にドイツとチェコをまたぐ旅程が組めます。