Orvieto · ローマ近郊の断崖上の丘上都市

オルヴィエート
凝灰岩の断崖にそびえる大聖堂の町

🚆 ローマから直通約75分 ⛪ 日帰り推奨
⛪ 縞模様のゴシック大聖堂 🕳 地下都市 🌀 聖パトリックの井戸 🍷 オルヴィエート・クラッシコ

ウンブリア州、垂直に切り立った凝灰岩の岩山の上に築かれたオルヴィエートは、地上の壮麗な大聖堂と、地下に広がる2000年以上の歴史を持つ坑道網という、対照的な2つの顔を持つ丘上都市です。ローマから鉄道1本、ケーブルカーで丘の上まで一気に登る旅程は、それ自体が小さな冒険のような体験です。

ローマからのアクセス

🚆
所要時間
約75分+ケーブルカー約2分
テルミニ駅から直通。麓の駅から丘上の旧市街へはケーブルカーで移動
🎫
運賃
片道 約€8〜15程度
ケーブルカー・市内バスの共通チケットもある
🕐
運行頻度
1時間に1本程度
本数は十分にあり、日帰りしやすい
ローマ オルヴィエート 直通約75分 チヴィタ・ディ・ バニョレージョ 現在地(オルヴィエート) 約75分
ローマとの位置関係。近隣のチヴィタ・ディ・バニョレージョとあわせて周遊するルートも人気です。

宿泊について

オルヴィエートは日帰りで十分に楽しめる規模です。大聖堂・地下都市の見学に半日、旧市街散策を加えても1日で回りきれます。ローマに宿泊しながらの日帰り旅程が基本になります。

丘上の旧市街は静かで落ち着いた雰囲気があり、ワイナリー巡りや地元グルメをゆっくり楽しみたい場合には1泊するのもおすすめです。


歩いて回るスポット

麓の駅からケーブルカーで丘上の旧市街へ。主要スポットは徒歩圏内にまとまっています。

凝灰岩の断崖の上に築かれた町 🚆 オルヴィエート駅 ケーブルカー約2分 オルヴィエート大聖堂 縞模様のゴシック様式 聖パトリックの井戸 二重らせん階段 🕳 地下都市ツアー 駅(起点) 大聖堂 史跡 N
駅からケーブルカーで丘上へ。大聖堂を中心に、聖パトリックの井戸と地下都市ツアーの入口が点在しています。
Google マップで実際の位置・距離感を確認できます。
SPOT 01 · ケーブルカー駅から徒歩10分
オルヴィエート大聖堂
Duomo di Orvieto
🚶 ケーブルカー駅から徒歩10分 ⏱ 1〜1.5時間 有料
14世紀に着工された黒と白の縞模様の外壁と、金色に輝くモザイクファサードが印象的なゴシック建築の傑作。内部のサン・ブリツィオ礼拝堂には、ルカ・シニョレッリによる「最後の審判」のフレスコ画があり、その激しい人体表現はミケランジェロのシスティーナ礼拝堂に影響を与えたとも言われています。
SPOT 02 · 大聖堂周辺
オルヴィエート地下都市
Orvieto Underground
🚶 大聖堂から徒歩圏 ⏱ 1時間(ガイドツアー) 有料・ツアー形式
エトルリア時代から2000年以上かけて掘り進められた洞窟・トンネル網が、町の地下に広がっています。井戸や貯蔵庫、ハトを飼育する巣穴の跡など、地上とは異なる生活の知恵を垣間見られる、ガイド同伴でのみ見学できるツアーです。
SPOT 03 · 旧市街東側
聖パトリックの井戸
Pozzo di San Patrizio
🚶 大聖堂から徒歩10分 ⏱ 30〜45分 有料
16世紀、包囲戦に備えて水源を確保するために掘られた、深さ約54mの井戸。2重らせん構造の階段が特徴で、荷を運ぶロバと人がすれ違わずに昇り降りできるよう設計された、当時の高度な土木技術を今に伝えています。

オルヴィエートならではの体験

🍷⛪
地上と地下、2つの世界が重なる町

オルヴィエートの面白さは、「見上げる」大聖堂の壮麗さと、「見下ろす」地下都市の実用性が同居している点にあります。地上では宗教的な権威を示す華やかな建築が花開く一方、地下では住民たちが数千年にわたり水・食料の貯蔵・避難といった生活の知恵を積み重ねてきました。この二重構造こそが、他の丘上都市にはないオルヴィエートの奥深さです。

この地方は「オルヴィエート・クラッシコ」と呼ばれる白ワインの名産地としても知られています。凝灰岩質の土壌で育つブドウから作られるこのワインは、中世から地元で愛飲されてきた歴史があり、旧市街のワインバーで手軽に味わうことができます。

訪問のコツ 地下都市ツアーは一定人数が集まり次第出発する形式のため、時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。大聖堂内部のサン・ブリツィオ礼拝堂は別途チケットが必要な場合があります。
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