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ウィーン 都市歩きガイド
Vienna · ④ 街歩き
ウィーンの歩き方宮殿・リング通り・市場・クリムトをつなぐ
🗺 都市歩きガイド
📖 読了目安 6分
ウィーンは「計画通りに動きやすい都市」です。リング通りを軸に主要スポットが整然と配置されており、地図を見ながら歩くだけで建築・美術・音楽の歴史を追体験できます。
バロック・ビーダーマイヤー・ユーゲントシュティールという3つの様式が1日の散歩で全て見られる
のはウィーンだけです。
徒歩で楽しめるエリア(旧市街起点)
歩いて回るスポット
SPOT 01 · Uバーン U1・U3 Stephansplatz駅
シュテファン大聖堂〜旧市街
Stephansdom / Innere Stadt
🚶 徒歩(旧市街内)
⏱ 半日〜終日
南塔登頂€6
ウィーンのランドマーク。
137mのゴシック様式の南塔
からはウィーン旧市街を360度見渡せます(入場€6・階段343段)。大聖堂内部は無料で入れ、モーツァルトが婚礼を挙げた場所としても有名です。地下カタコンベには歴代ハプスブルク家の遺骸が安置されています(€6・ガイドツアーのみ)。
シュテファン広場(Stephansplatz)を起点に旧市街の路地を散策するだけで、バロックの教会・王宮跡・ウィーン固有のカフェハウスが次々に現れます。
グラーベン通り(Graben)〜コールマルクト(Kohlmarkt)
はウィーンの主要ショッピング通りで、カフェ・ペルジーナやデメルといた老舗が並びます。
SPOT 02 · 徒歩(シュテファン広場から10分)
ホーフブルク宮殿
Hofburg Palace / ハプスブルク家の居城
🚶 徒歩10分
⏱ 2〜4時間
シシィ博物館等 有料€16〜
13世紀から1918年まで600年以上にわたりハプスブルク家の本拠地だった宮殿複合施設。現在も共和国の公式施設として使われながら、一部が博物館として公開されています。
見どころは
シシィ博物館(皇妃エリザベートの生涯と持ち物の展示)・皇帝の部屋(フランツ・ヨーゼフ帝の執務室と寝室)・王宮銀器コレクション
の3か所がセットになったチケット(約€16)。シシィ(エリザベート)の自由を渇望した波乱の人生は、映画や舞台で世界的な人気を誇ります。宮殿の中庭(ブルクプラッツ)と馬術学校(リッピツァナー種の白馬)は外観だけでも見応えがあります。
SPOT 03 · トラム1・2番 / 徒歩
リング通り沿い——建築の回廊
Ringstraße / 国立オペラ座・美術史博物館・国会議事堂
🚋 トラム1・2番 or 🚶 徒歩
⏱ 1〜2時間(外観散歩)
外観は無料
全長約5.3kmの環状大通りに沿って、19世紀に建てられたネオゴシック・新古典主義・ネオルネサンス様式の建物が立ち並びます。
国立オペラ座(ネオルネサンス)・美術史博物館・自然史博物館(対称に向かい合う双子)・国会議事堂(ネオゴシック)・市庁舎・ブルク劇場
を歩いて結ぶだけで「建築の教科書」を読む体験ができます。
トラム1・2番がリング通りを周回しており、疲れたら乗車して移動できます(市内チケットで乗車可)。夜のライトアップされたオペラ座前は特に美しく、ウィーン旅行の記憶に残るシーンになります。
Uバーン・トラムで行くエリア
Uバーンで行くスポット
SPOT 04 · Uバーン U4 Schönbrunn駅
シェーンブルン宮殿
Schloß Schönbrunn / ハプスブルク家の夏の宮殿
🚇 U4 Schönbrunn駅すぐ
⏱ 半日〜終日
宮殿内部€22〜・庭園無料
1,441の部屋を持つバロック様式の夏の離宮。
マリー・アントワネットが幼少期を過ごし、モーツァルトが6歳で演奏したとされる宮殿
です。内部見学は22〜40室のコースから選べます(€22〜)。庭園は無料で入れ、奥の丘「グロリエッテ」からのウィーンパノラマが壮観です。
宮殿内部よりも
庭園のフランス式幾何学庭園+グロリエッテからのパノラマ
の方が感動したという旅行者も多いです。庭園だけなら無料で楽しめるため、予算を抑えたい場合は外観と庭園に絞るのも合理的です。
SPOT 05 · Uバーン U1 Südtiroler Platz駅
ベルヴェデーレ宮殿(クリムト「接吻」)
Schloss Belvedere / クリムト・シーレ・ムンクのコレクション
🚇 U1 Südtiroler Platz駅 徒歩10分
⏱ 所要2〜3時間
上宮入場€16
18世紀の王子オイゲンが建造したバロック様式の離宮が上宮・下宮に分かれて立ち、その間をフランス式庭園がつなぎます。
上宮(Oberes Belvedere)にはクリムトの「接吻(Der Kuss)」
が所蔵されており、金箔と絡み合う2人の姿は世界で最も有名な絵画のひとつです。同じフロアにエゴン・シーレの作品も展示されています。
庭園(無料)はバロック様式の幾何学的な美しさで、上宮から下宮を見下ろす視点が特に映えます。チケットは事前予約推奨(belvedere.at)。上宮・下宮のセットチケット(€25〜)もあります。
SPOT 06 · Uバーン U4 Kettenbrückengasse駅
ナッシュマルクト
Naschmarkt / ウィーン最大の青空市場
🚇 U4 Kettenbrückengasse駅すぐ
⏱ 1〜2時間(土曜がベスト)
市場見学は無料
全長約1.5kmに及ぶウィーン最大の市場。チーズ・ハム・野菜・シーフード・スパイス・中東料理のスタンドが軒を連ねます。
土曜日はフリーマーケット(蚤の市)が加わり
、骨董品・ヴィンテージ・古本・工芸品のマーケットが市場の端に広がります。
市場内のスタンドでの立ち食い(チーズの試食・魚介のカクテル・トルコのバゲット)がナッシュマルクトの楽しみ方の核心です。隣接する高架下のワインバー(Vinothek)でオーストリアワインを昼から楽しむのがウィーン市民のスタイルです。
SPOT 07 · Uバーン U1 Praterstern駅
プラーター公園〜大観覧車
Prater / Wiener Riesenrad
🚇 U1 Praterstern駅すぐ
⏱ 1〜2時間
大観覧車€15
1897年建造の
大観覧車(リーゼンラート)
はウィーンで最も古い観光施設のひとつ。高さ64.75mの赤い観覧車からウィーンのパノラマを楽しめます(約20分・€15)。映画「第三の男(The Third Man)」でオーソン・ウェルズが乗ったことで世界的に有名になりました。
隣接するプラーター公園は2.5kmのマロニエ並木道(ハウプトアレー)を持つ広大な公園で、地元市民のサイクリング・ジョギング・ピクニックの場所です。観覧車だけでなく、並木道を自転車で走る体験(レンタサイクル有)もウィーンらしい過ごし方です。
ウィーンのカフェハウス文化
ウィーンのカフェハウス(Kaffeehaus)は単なるカフェではなく「座っている間は何時間でも居ていい」という文化を持つ社交の場です。カフェ・ツェントラル(Café Central)・デメル(Demel)・ラントマン(Café Landtmann)・シュペール(Café Sperl)などがウィーンを代表する老舗です。メランジュ(エスプレッソに温めた牛乳を加えたウィーン式コーヒー)と新聞を読みながら過ごす午後がウィーンの醍醐味のひとつです。
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